催物情報

令和6年度 全日本刀匠会後継者育成木炭及び玉鋼支援事業募集

 全日本刀匠会では、平成28年度に後継者育成木炭支援事業を立ち上げ、修業中の後継者に木炭を支給してきました。この7年間で延べ50人近い後継者に木炭を支給し、指導環境の充実と後継者の技術向上に寄与してきました。これまでの活動が評価され、現在は文化庁の委託事業(文化財研修事業)として一層の事業拡充が図られ、玉鋼も支給されるようになりました。後継者を育成中の方は、下記の募集要件を確認しご応募ください。
 尚、文化庁主催美術刀剣刀匠技術保存研修会の受講を前提に修業している方のみお申し込みください。
(募集期間)    令和6年8月20日まで
(支給開始時期)  令和6年10月以降
(指導者応募条件) 作刀資格取得後6年以上経過しており、展覧会で入賞経験がある事。5年以上責任を持って指導出来る事。
(弟子応募条件)  35歳までに修業を開始している事。令和6年8月1日時点で、修業期間が半年以上5年以下の事。週4日以上修業している事。
(木炭支給量)   弟子一人につき35俵(420㎏)まで
(玉鋼支給量)   弟子一人につき、玉鋼2B 20㎏まで
(募集人員)    6人程度(応募者多数の場合は支給量が減ります)
(応募方法)    別紙、「申込書」(PDF形式) (Word形式)に記入後、下記申し込み先まで、郵送、FAXのいずれかでお申し込み下さい。8月20日必着。
(支給者の決定)  後継者育成の実績等を基に8月下旬に審査し、担当者から連絡いたします。
(注意事項)    木炭と玉鋼の支給者には、使用状況確認のため、報告書(1000字程度の作文含む)を提出して頂きます。お弟子さんに木炭使用状況を直接問い合わせる事もありますので、携帯電話番号の記入もお願いします。なお、玉鋼は、後継者の修業用に支給されますので、商品を作り販売する事は出来ません。てこ鉄等の道具類に加工するか、もしくは、練習として刀を作成し、切断して下さい。
(主催)   全日本刀匠会・文化庁委託事業「文化財研修事業(伝統工芸・文化財保存技術)」

【申し込み・問い合わせ先】
全日本刀匠会後継者育成支援事業担当 久保善博
〒729-5722 広島県庄原市西城町大佐495 久保善博日本刀鍛錬道場
TEL・FAX 0824-82-2274

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