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 香川県丸亀市の丸亀お城まつりに参加いたしました
期間:2005年 5月3日~4日
藤田國宗刀匠による火入れの儀、鉄の棒を鎚で叩いて温度を上げ、着火温度になるまで叩き続けます。弟子の藤原君も先手で参加しました
着火温度となった鉄棒で、カンナ屑に火を付け仕事はじめ。大きな拍手を頂きました
受付風景、丸亀市教委文化課の皆さんに大変お世話になりました
玉鋼へし作業。テントの屋根に大鎚が当たらないよう、支柱はビールケースで下駄を履かせ、高くしました
斜めに大鎚を使うと、このようになる見本、失敗は将来の糧 フイゴと組み立て式火床、そして火桟(ひだな)さえあれば、どこでも鍛錬できます
キーン、キーンの音で人は集まります。3人打ちは迫力満点 丸亀城をバックに鍛錬所風景、膝元(ひざもと)という言葉そのまま 日没後、やっと仕事がやりやすくなりました。予定時間を過ぎても「あともう少し仕事したい」火色が見える事がなによりです
鍛冶体験 玉鋼を大鎚で打ちます。「さあ、いくわよっ!」 鍛冶体験 「私には大鎚は無理?でも~、打ちたい。」だけど・・・、手鎚も重かった 鍛冶体験 「ちゃんと持っててね。」横座も一生懸命です。(「ちゃんと打ってね・・・」と、心の言葉)
鍛冶体験 朝昼2回、計2時間の体験タイム。沢山の人とが参加しました 鍛冶体験 集中して金鎚でタガネの頭を叩きます。時々、刀匠の手も叩きます 鍛冶体験 2日間で160人を超える参加者がありました
鍛冶体験 体験最年少は3歳の女の子「おねえちゃんがするなら私も」

「丸亀お城祭り 参加リポート」

 丸亀ゆかりのニッカリ青江写し製作を最終目標に、その打ち初めの行事として、丸亀城の下で日本刀鍛錬の公開を行いました。

火入れの儀の後、新井丸亀市長の打ち初めで 製作を開始しました。
一般の方にも参加して頂きました。
力一杯 叩く人、優しく 打つ人、玉鋼とは違うところを叩いてしまった人など いろいろでしたが、大きな歓声と拍手のわき起こる時間となりました。

 銘切り体験も好評でした。タガネを持ちながら 金鎚で叩く事は、慣れないと難しい作業です。
今回の銘切り体験は、タガネを 指導する刀匠が持って、下書きの通りに進めてあげる という方法となりました。
出来上がりを 見せ合い、ニコニコしながら帰っていく 女の子たちが印象的でした。




 京都刀剣まつりに参加、出店いたしました
会場:みやこめっせ   期間:2005年 5月3日~5日
三日間で、およそ5000人の来場が
ありました
仕事着を着て、気合いっぱいの販売 展示品の数々
お客さんへの説明にも熱が入ります 依頼に応じその場で銘切り、大変好評 無鑑査・河内刀匠が特別参加、
銘切りの実演をしていただきました
そして、ちゃっかり販売いたしました 熱心に見入る来場者。
刀匠会製作のビデオ「現代に伝わる、日本刀の心と技」放映の様子
各種武道大会と開催期間が重なり、袴姿の方や、武道具をかついだ方も多数おられ、まさしく"刀剣まつり"といったにぎわいでした




 日本刀鍛錬をドイツで実演
関伝日本刀鍛錬技術保存会 ケルン 2004 10/17 ミュンヘン10/24
ゾーリンゲン刃物博物館訪問
 中央の女性が館長
ケルン 刀匠説明 見学者多数 ケルン女性通訳が一生懸命説明
ケルンで鍛錬を実演 ケルンで刀剣手入れについて講演
試し切りをするのか?
弟子になるにはどうしたらよいか?
ケルン講演会場席は満席
ミュンヘンで鍛錬を実演 ミュンヘンで鍛錬を実演 ミュンヘンでも質問が相次ぐ
ミュンヘン 製造工程説明
制作期間や価格など 多くの質問




 平成十六年 大刀剣市 小品展
全日本刀匠会 中国・四国地方支部では、平成十六年、大刀剣市 小品展にて、以下の賞を受賞しました。
小 刀
サンケイ新聞社賞 赤松伸咲
小 刀
優秀賞 藤本義久
共小柄
努力賞 満足浩次




 平成十六年十月十一日 備前長船刀剣博物館にて 本阿彌光洲先生勉強会が催されました。
「現代刀工展を終えて」

 毎年恒例の中国・四国地方支部会員による『中国・四国の現代刀工展』が、今年も十月一日から十月三十一日まで、備前長船刀剣博物館にて開催され、好評を博しました。
十月十一日には研保会会長の本阿彌光洲先生をお招きし、記念講演会も催しました。


 支部会員の中から、「折角本阿彌先生が遠路はるばる長船までお越し下さるのだから、勉強会を開いて頂いてはどうか」という声があがり、先生にその旨お願いしましたところ、快諾頂けました。
そこで、講演会に先立ち、若年を中心とした精鋭刀工二十名あまりが、本阿彌先生を車座で囲み、姿や鍛冶押しの肉置きについての注意点など細かくご指導頂きました。


 何人かの会員は、自分の作刀を先生にご覧頂き、普段はなかなかお伺いすることのできないご意見を賜ることが出来、有り難く思いました。
私も鍛冶押しの太刀二振りを持参し、先生に見て頂きました。鎌倉時代中期の姿、焼頭の高い丁字刃で、吉房を目標にして作った太刀です。


先生からは「先反りが強いので、もう少し先をふせた方がいいですわ。」と御指導頂きました。
私の中では、刀には残留応力があり、研ぎ減っていけば、反りは自然にふさってくるので、先身幅がたっぷりある新作刀は少し先反りがあってもいいかな?と考え、今まで作っておりましたので、ハッと思った御指導でした。



 ”良い姿”というのは、誰が見ても良い姿でなくてはいけないと思います。
製作者の手を離れた刀にいちいち作者の説明がいる刀では決して”良い刀”とはいえないでしょう。
この度の勉強会で教えて頂いたことを念頭に良い刀を作ることが出来ればいいなあと思い、今、新作刀展覧会にむけ作刀に励んでおります。


 遠路お越し下さり、若年刀工に丁寧な御指導下さいました本阿彌先生、この企画にお骨折り頂きました支部役員の方々に心より感謝申し上げます。
願わくば展覧会で入賞し、私の感謝の意を表させて頂きたいと思います。どうぞ御見守り下さいませ。


 感想:川島 正城